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タクシー運転手との会話

以前は、自宅マンションが駅から遠かったことや、仕事での締め切り、田舎への帰省で飛行場までなど、頻繁にタクシーを利用していました。その際、よくやっていたのが、タクシードライバーさんとの会話です。「タクシードライバーさんで本が1冊書ける」といいますが、タクシードライバーさん個人個人に、それぞれのドラマがあります。元、大型ジャンボジェット機のパイロットを引退して、ドライバーになったという方もいらしたし、娘さんがNHKの報道カメラマンで、「結婚もせず、戦地に撮影に行っている」というエピソード話。田舎から出稼ぎにきて、都内の一方通行道路を覚えるために、どのような努力をされてきたかとか、一晩でいくら稼いだか、おススメのおいしいラーメン屋さんはどこどこだとか、事故に遭遇した場合は、どのように対処すればよいなどのアドバイスをいただいたり・・。若い頃の体験話や家族の話など、参考にさせていただけるようなためになる話を聞かせていただくことが多々あります。中には、道を知らないで過剰請求されたり、横柄な態度、返事のない対応、疲れているのにお構いなしに自分自慢の話をされる「空気の読めないドライバーさん」もいます。でも、大概は、有意義な話を聞かせていただけることが多く、できる限りドライバーさんと会話をするようにしていました。親しく話をしていると、「タクシーがつかまらないときや早朝、深夜など、いつでも連絡して」、個人の名刺を頂き、駆けつけてくださったり、ペットが急病になったときは、獣医まで送り迎えをしていただけたり(ペットの乗車拒否をするドライバーさんもいます)、自分がいけない場合は、同僚のドライバーさんを手配してくださったりと、とても有難い対応をしていただけるというメリットもあります。ドライバーさんの中には、乗車した途端、おしぼりを出してくれて、飴玉などのおかしをふるまってくれる・・・というサービス精神旺盛な方もいらっしゃいましたし、女性ドライバーさんならではの優しい心づかいで自宅まで送り届けていただいたこともあります。長距離での利用の場合、長時間、密室にいるわけですから、身だしなみやニオイに配慮しているドライバーさんもいらっしゃいました。ビジネスとはいえ、対、人ですから、お互い、気持ちよく、利用しあえるのが一番だと乗車するたびに感じます。ドライバーさんはもちろんですが、利用する側も「客だから」といった横柄な態度をとるのではなく、気持ちよく利用できたらとても有意義な時間を過ごせる空間ではないかなと思います。

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